宮城県仙台市の八木山動物園にパンダがやってくる、震災復興の象徴に(12/27)

来年は、「日中国交回復40周年」を迎えることから両国ともに善隣友好関係の構築に相努めています。
 
 来年は、「日中国交回復40周年」を迎えることから両国ともに善隣友好関係の構築に相努めています。
 先の野田首相の訪中でも東日本大震災の被災地復興の一助にパンダを貸与してもらい被災地復興のシンボルになって欲しいと切なる願いが込められ中国政府へ要請が行われ、同政府も快諾してくれたものです。
 パンダは、1957年から1983年までは、9カ国に23頭が贈られました。日本にも「日中国交正常化」の記念に1972年9月カンカン(雄2歳)とランラン(雌2歳)が上野動物園に贈られ、わが国にパンダブームが到来したことは記憶に残るところです。
 その後時代を経ながら受け継がれたパンダでしたが、2008年には最大5頭いたパンダが上野の杜からいなくなり、本年2月にリーリーとシンシンの2頭の来日までおよそ3年の年月を待たなければなりませんでした。
 上野動物園の他には神戸の王子動物園に1頭と和歌山のアドベンチャーワールドに8頭が飼育されています。
 パンダは、当初は各国に送られていましたが1984年からは共同繁殖研究のみに限定しかつレンタルする形式が取られるようになりました。よってパンダを来日させることになればたちまち多額の費用が生じるのも現実です。
 「パンダ保護協力基金」として年間8,000万円、「パンダ舎の改修費」として約9,000万円、『中国からの輸送費」が4,900万円と高額に上るのです。
 一方パンダを迎えた動物園の入場者数や経済波及効果等を考えなければならないことも確かです。上野動物園では、2007年のパンダが生きていた際には年間349万4,870人が来訪しましたが、翌年の死去後は289万8,191人に減少しています。その際の上野動物園の入場料やグッズ売り上げ等の経済効果は約208億円と試算されています。
 アドベンチャーワールドでは、ジャイアントパンダの自然繁殖を研究するため、中国成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地の日本支部として日中共同研究が世界で初めて(1994年)スタートしています。
 1994年9月、エイメイ(永明オス)とヨウヒン(蓉浜メス)がやって来ました。2頭のパンダを10年間(1994?2003年)1,000万ドルで借り受ける契約を交わしています。  
 
 
  仙台市立八木山動物公園:http://www.city.sendai.jp/kensetsu/yagiyama/
  神戸市立王子動物園ホームページ:http://www.ojizoo.jp/
  和歌山アドベンチャーワールドホームページ:http://aws-s.com/