郷土紙 「あばかん」一院制インタビュー【2008年10月10日】

郷土紙 「あばかん」 (大分方言で 「大漁・豊作」 など沢山とれる豊饒の意味) 社のインタビューを受けその記事を再編集し掲載させていただきました。 2008年5月19日付

衛藤代議士が政治課題といている「一院制の実現」ですが、現在、具体的な動きはあるのでしょうか?

【衛藤氏】私が長年、一院制の実現を主張する理由は、まず、我が国が直面している少子高齢化という未曾有の変化に対処するためです。少子高齢化の進展で、社会の活力が低下しつつある今、それを防止し、社会の持続的な発展を実現するためには、国富の迅速かつ適切な再配分が必要で、それは政治のパワーとスピードを一層、向上させなければ達成できないと考えております。

故に、議案審議等の面で重複が生じ、結果的に政治のパワーが減殺されている現在の二院制を見直し、迅速、充実した審議が出来る一院制の実現こそ、私が政治生命を賭けてもやり遂げるべき課題と思っています。

加えて、窮迫する国家財政を立て直すため、行財政改革が急ピッチで行われており、これは必要な施策ではありますが、その一方、特に地方に住む皆様方には、様々な形で改革の「痛み」が生じているのも事実です。

この点を考えても、我々国会議員だけが旧態依然たる二院制に安住している事は出来ません。一院制の実現に伴い、国会に属する国家公務員の削減を断行し、かつ議員定数を減らす事で、国民の代表である我々議員がまず「改革の範」を示すべきと考えます。以前私は、現在、両院あわせて722名の議員を500名程度にすべきと、衆議院本会議場にて演説した事もあります。

これまで、私の主張に賛同して頂いた議員各位と共に設立した、超党派の「衆参対等統合一院制議連」で、一院制に実現を主張して参りましたが、今回、私が代表世話人となって、自民党所属の衆参国会議員88名で、新たに「衆参両院を統合し、一院制の新「国民議会」を創設する議員連盟」を立ち上げ、また首相経験者の森喜朗・小泉純一郎・安倍晋三各氏にも顧問に就任して頂きました。本議連を通じ、政権与党たる自民党内で一院制への賛同を得ていく事で、一院制の実現を具体的に政治日程に組み込む事も可能です。

先日、すでに一院制を導入しているスウェーデンの国会議員と面談しましたが、彼らより、一院制導入に伴う弊害は無い、と伺い、自身の主張の正しさを再確認する事が出来ました。今後も、新「国民議会」の実現に向け、たゆまぬ努力を続けていく所存です。