漁港漁場漁村整備促進議員連盟総会

2011年2月2日@衆議院議員会館

水産業の危機を訴え!平成23年度予算獲得に奔走、希望の光が灯る

日頃より、漁港・漁場・漁村の整備振興にあたっては多大なご尽力を賜っていることに感謝申し上げます。

我が国の経済は景気停滞が続いており、特に地方の疲弊は著しいものです。水産業、漁村についてもデフレ、消費マインドの落ち込みで魚価が停滞したままであり、加えて記録的な猛暑による高水温のため、赤潮の発生や漁獲の変調などの影響が出ています。

また、先の低気圧により岩手県を中心に三陸地方で漁港や養殖施設が被害を受け、鳥取県、島根県においては大雪により漁船が被害を受けたとの報告を受けています。
被害を受けられた皆さんにお見舞いを申し上げます。

一方、世界的に水産物の需給のひっ迫が見通されるなか、水域環境や生態系を保全し、水産資源の持続的利用を図りつつ国民に安全な水産物を安定的に供給していくという水産業、漁村の役割は益々重要になっています。水産資源の回復のための海域環境の整備や衛生管理対策の強化など漁港・漁場・漁村などの水産基盤の整備は、水産業の振興は勿論、地方の活性化を図る上でも重要であります。

本日は、「水産基盤整備に係る平成23年度予算(案)」の概算決定について、水産庁から説明を聴取し皆様方のご意見を頂くわけですが、この度の厳しい予算を反映して、我々はこの危機感を梃子に努力を傾注した結果、要求額と同額を確保できたとは言え、昨年度と同様大変厳しいものとなっていると言えます。

昨秋には、予算の概算要求において『小規模漁港の整備抑制』が言及されていました。この報には驚きを禁じ得ず、漁業の危機を感じ取り!全国の「小規模漁港」がわが国の生産基盤そのものであり地域の生活基盤を始め国土形成・維持の役割を担っている重要性に注視しました。

この「小規模漁港」が地域を支え各地域の安全保障を担っているものであることを訴えていく必要があることから、漁場・漁港・漁村議連として「特別決議」を行い鹿野農林水産大臣を始め財務省、農林水産省に強く要請を行い、再考を進言したところであります。(衛藤ブログでも既報)

本議連としては、我が国水産業を支える各地域が、より一層活性化し賑わいを示せるよう活動を強化していく必要があると考えています。

本日の会議では、各位のご議論を賜るとともに、全国各地の水産業及び漁村を支えていくとの観点から、各地域の実情視察も精力的に実施し農林水産省、財務省当局にその必要性をアピールして参ります。

今後の各位の積極的活動をお願いして、私の挨拶とさせていただきます。

(平成23年2月2日の漁港漁場漁村整備促進議員連盟総会での挨拶を掲載させて頂いております)