ベン・アベス チュニジア共和国外務大臣付国務長官(副大臣級)が表敬

左 ベン・アベス チュニジア共和国外務大臣付国務長官(副大臣級)、右 カスリ駐日チュニジア共和国特命全権大使

 ベン・アベスチュニジア共和国外務大臣付国務長官(副大臣級)が表敬訪問。同氏は、アメリカ・アジア担当の国務長官(副大臣級)であり滞在中に精力的に日程をこなしています。
 チュニジアでは、2010~11年にかけて民主化運動が起こりチュニジアを代表する花になぞらえ「ジャスミン革命」と呼ばれます。
 一青年の警官から受けた非人道的な対応から焼身自殺事件に及んだことに端を発する反政府デモが国内全土に拡大し、軍部の離反によりベンアリー大統領がサウジアラビアに亡命し、23年間続いた政権が崩壊する発端となりました。この民主化運動はチュニジアにとどまらず、エジプトなど他のアラブ諸国へも広がり、各国で長期独裁政権に対する国民の不満と結びつき、数々の政変や政治改革を引き起こしたのです。

 一連の暴動では情報共有のため、Facebookなどを通じたインターネットによる情報交換が力を発揮したほかYouーtubeやTwitter、WikiLeaksといったネットメディアも重要な役割を果たしたと言われています。  

 アベス氏は、チュニジアはアラブ諸国に大きな責任を有しており「革命」はいろんな段階を経て完結するとし我々は次ぎのステップに入ったとしました。
 アラブ近隣諸国が我々を見ており我々が民主主義国家になるとは経済も社会もよりよくなることであるとしました。 
 さらに雇用には、特段の配意をしており一にも二にも雇用であり雇用の創出に努力していると熱く語りました。
 私もチュニジア政府が経済・社会面を中心とした革命を進め、目に見える成果をあげることに期待を表明したものです。
 またチュニジアの革命について、貴国は他国と違い、民主主義実現のために必要な要素である自由と人権がすでにしっかりと確立されていること。このため、貴国では、革命時に起こりうる人権抑圧がなかったことは特筆に価すること。
 またチュニジアは、アル・カーイダなどによるテロリズムの活動とは隔絶された国であっし今後も、治安と安全保障の確保に努め、革命後のしっかりとした路線を歩んでいけば、世界からの関心も更に高まるだろう。そうすれば、他国との間で有益な協力関係が進んでいくことは間違いないと思いを込めました。
 最後にチュニジアにお願いしたことは中東諸国の主要な構成国として、貴国にはリーダーシップを発揮して欲しいということです。
 中東平和の実現に向けた勢力として、中東諸国を取りまとめる役割を果たして頂きたいとの期待を込めました。

You Tubeにて動画でご覧頂けます。

http://youtu.be/PMjo6Cl_fb8