アシフ パキスタン統合参謀本部参謀長が表敬訪問

アシフパキスタン統合参謀本部参謀長と硬い握手を交わす衛藤征士郎日本パキスタン友好議員連盟協会会長

 外務省の招へいプログラムで来日中のムハンマド・アシフ統合参謀本部参謀長(中将)が表敬訪問。
 昨年は、ザルダリ大統領が訪日され2月23日に日本パキスタン友好議員連盟会長として昼食会を開催したことが昨日のことのように思い出されます。(ホームページで掲載済)この度のアシフ参謀長の訪日を歓迎するとともにわが国が地政学極めて重要な貴国と伝統的に友好関係を維持していることに触れ、本年が日パ外交関係樹立60周年の記念すべき年であることからさまざまなレベルでの交流を活性化させていきたいとアシフ参謀長の訪日を契機に日パ防衛交流が活性化していくことに期待を込めました。
 昨年は、東京に於いて日パ首脳会談、ニューヨークに於いて外相会談を実施するなど日パ間でハイレベルの会談や意見交換が継続して行われていることは喜ばしいことです。
 パキスタンにおける2005年の大地震や2010年の大洪水など自衛隊ヘリ部隊による救援活動の調整及び受け入れにパキスタン軍の協力を頂いたことに対して、この場を借りて感謝申し上げるとともにやがて1年となる東日本大震災時に貴国から救援物資の供与等支援に対して御礼を申し上げたものです。
 私は昨年のザルダリ大統領訪日時にも申し上げましたが、テロとの戦いにおいて多大な犠牲を払いながらも国際社会と協力してテロ掃討作戦を実施している貴国に対して、改めて敬意を表するとともに多くの課題が克服されテロ件数が減少傾向にあることに触れ、治安情勢が改善されることに期待を表明したものです。
 アシフ参謀長より日パの善隣友好関係の貢献に対する謝意が述べられるとともに日本の限りない支援や援助によりパキスタンに内包する問題や課題の緩和が図られていることに深甚なる感謝の気持ちが込められました。
 パキスタンには、’79年のソ連によるアフガニスタン侵攻により同国を逃れてパキスタンに難民が流入しその数は150万人を超えるとし、ソ連が撤退してアフガニスタンが欧州とをつなぐ回廊となると思ったがそれは夢であったと語りました。
 衛藤先生がご心配頂いているが2007年よりパキスタン軍がテロ掃討作戦を展開しておりベルギー一国に相当する地域で作戦が実施されたことを披歴しました。2か月に及ぶ作戦を実施しその後住民も帰還を果たせたことを語りました。
 この作戦により兵士750人が命を落としたことにも言及され、犠牲者を伴い多くの悲しみも生じるが必要な作戦であり、この作戦を実行できたことは軍の誇りであるとし、軍人として一市民として今後とも国際社会からの支援・援助がパキスタンにとって重要であることに言及され、日本を始めとする各国の目に見える支援の姿を国内各地域や各部族に示して行きたいとしてテロとの戦いに心血を注いでいくと強い意志を示したものです。
 私もテロとの戦いやアフガニスタンの安定のために同国自身の努力に加えて,パキスタンの建設的な協力も不可欠なことからアフガン主導の和解・再統合の実現に向けて「パ」の協力に対する期待は大きいことを述べたものです。

 

You Tubeにて動画でご覧頂けます。

http://youtu.be/yacrI34K8YE