ピ二ェラ チリ共和国大統領が衆院正副議長を表敬訪問

ピ二ェラ チリ共和国大統領と共に 左中から衛藤征士郎衆議院副議長 横路孝弘衆議院議長、ピ二ェラ チリ共和国大統領

 チリに入国した最初の日本人は公式にはチリ国勢調査に記述のある1875年の日本人となっていますが、それ以前の1850年ジョン万次郎が入国したとの記録もあるほどです。その後1897年9月25日に「日チリ修好通商航海条約」が署名され、外交関係が開設されました。アジアで日本に次いで外交関係を樹立した韓国が1962年ですから我が国の先人がいかにチリ共和国に先見性を見出していたかがうかがい知れるものです。
 1941年のサンディエゴ市制400周年に際して、チリ側の要請に応じて当時のチリ在留邦人が当時世界一と言われた巨大なチリ国旗(30×20m)を寄贈しました。この国旗が順次更新され現在3代目の国旗となります。昨年4月の東日本大震災後のチリ政府主催で開催された「日本国民を讃える集会」においても掲げられました。
 我が国とチリは地震・津波・火山等の自然災害の多発国として共通の課題を有しています。1960年のバルディビア大地震の津波では三陸地方が甚大な被害を被ったことに対して、1991年にチリ政府は両国が自然の力でつながっていることを忘れないというメッセージを込めたモアイとコンドルの像を宮城県三陸町に寄贈しました。
 昨年の東日本大震災の大津波でこれらの像が流されたために現在、チリ財界が関係者を中心にモアイ像の再建計画が進められています。大震災後の上記の集会において、この度大統領と同席されたモレノ外相は「まさかの友は真の友」との言葉で日本国民に対するチリ国民の連帯を表明してくれました。(2010年のチリ大地震の際には、我が国はチリに対して緊急支援、病院建設等を含む復興支援を実施しました)
 ピ二ェラ大統領は、地震国家である両国は地震の経験を蓄積し今後への備えを行っていくとし、さらに経済分野での協力が不可欠だとしチリにとって3番目の大きな貿易相手国である日本への期待を込めました。再生可能エネルギーやが核技術での協力を深めていくべきことを求めたものです。
 また、大統領は我々に対して覚えておいて欲しいとし日本の反対側であるチリでは春と秋、日本に陽が昇るころわが国では陽が沈むとして両国は歴史と未来を共有しているとしました。

ピ二ェラ チリ共和国大統領楽しい会話が弾みました

You Tubeにて動画でご覧頂けます。

ピ二ェラ チリ共和国大統領との会談