「病院船」建造を要請

【朝日新聞】2012年5月19日に掲載

超党派の国会議員でつくる「病院船建造推進議員連盟」(会長=衛藤征士郎衆院副議長)は18日、新造船の建設費の予算計上などを求め、藤村修官房長官と中川正春防災相に要請書を出した。議連は緊急時に海から駆けつけて医療サービスを提供する「病院船」(災害時多目的船)を政府が2隻作り、佐伯市と北海道函館市に配備することを目指している。

 要請書は、病院船が東日本大震災のような災害時に威力を発揮するほか、アメリカ、中国、ロシア、スペインなど保有国が実績を挙げていることを強調。今年度から船の設計に入ることを求めている。

 議連は昨年4月に発足し、民主、自民、公明などの国会議員66名が参加。衛藤会長によると構想では船に大規模な総合病院レベルの医療機器を積み、緊急時は医師や看護師が船に集結。平常時には離島などの過疎地医療や国際支援に活用する。

2012年05月19日朝日記事