28日朝、自民党国防議員連盟総会を開催し、瓦 力(かわら つとむ)会長の後任に衛藤征士郎衆議院議員を選出

新役員は、会 長 衛藤 征士郎(衆議院議員 元防衛庁長官)
幹事長 中谷  元 (衆議院議員 元防衛庁長官)
事務総長 尾辻 秀久(参議院議員 元厚生労働大臣)
事務局長 佐藤 正久(参議院議員 元陸上自衛官)
現在は、58名。(衆院議員34名。参院議員24名)

議事の中で、「最近の日韓関係」「北朝鮮情勢」について、外務省アジア大洋州局日韓経済室長児玉 良則氏より説明を聴取。

前夜、護衛艦「くらま」と韓国籍コンテナ船「カリナ・スター」の衝突、炎上事故では韓国政府とも緊密な連絡を取っていることを報告。


方、防衛省官房審議官岸本邦夫氏は、口頭で衝突事故について陳謝の上現況を報告し「くらま」が船艇塗料を多く船首部分に積載していたため、衝突の衝撃で発
火し炎上したとの報告を行いました。その他詳細な原因については、調査に委ねたいとし、調査委員会で事実関係を明らかにしたいとしました。

「北朝鮮情勢」について児玉アジア大洋州局日韓経済室長は、鳩山政権は拉致問題では「拉致」「核」「ミサイル」の包括的な解決を目指している。
平成21年度7月以降の動きについて資料を基に説明を行いました。

山内俊夫参院議員は、TVで北朝鮮で拘束された米国人女性2人が、クリントン元大統領の訪朝で帰還したことを例に出し、わが国の拉致が米国のようになぜ解決しないのか、と煽り立てていた。

米朝会談の場で、日本の「拉致」は話が出されているのか。オバマ訪日を控えて「拉致」は、首脳会談の場等で入れられているのかと質しました。

児玉室長は、日本にとって重要な問題であり常に取り上げていただくことを要請。米国は、その方向でやってくれていると理解しているとしクリントン氏と金総書記との会談では、金氏の反応はなかったと承知している。クリントン氏は取り上げてくれた。

今後も要請し全力で取り組みたいとしました。

オバマ訪日では、現在訪日に向け事前折衝中である。確たることは現時点では言えない。日本の立場は要請し説明してゆきたいとしました。

さらに山内氏は、ブッシュからオバマに政権が移行して「拉致」問題は、その度合いを測る目安でもありしっかりやって欲しいと要請しました。

衛藤会長より2008年8月の「日朝実務者合意」により日朝の公式テーブルが出来上がった。
北朝鮮は、このテーブルは自分たちが作ったと主張し、日本は協力的でないと言っている。
日本は、いつも拉致問題をテーブルに乗せろ!と言うが何もやっていないのでないか。政府として具体的な対応をしているのかと質しました。
米朝協議、クリントン訪朝、六者協議と言うがわが国の主体性がまったく見えない。このような事態は、「拉致」関係者にとって極めて非情であると政府の方針を厳しく戒めました。

国防議員連盟会長就任 中央:衛藤征士郎会長 左:尾辻秀久国防議連事務総長 右:中谷 元国防議連幹事長