米国が、世界一の金保有国

世界各国の中央銀行金保有ランキング (%は外貨準備における金の占有率)

順位 金保有高 外貨準備における金占有率
第1位 アメリカ 8,134トン 78,3%
第2位 ドイツ 3,413トン 69,5%
第3位 イタリア 2,452トン 66,1%
第4位 フランス 2,451トン 73,0%
第5位 中国 1,054トン 1,8%
第6位 スイス 1,040トン 37,1%
第7位 日本 765トン 2,1%
第8位 オランダ 613トン 61,4%
第9位 ロシア 537トン 4,0%
第10位  EC B 501トン 18,3%

番外  IMF  3,217トン

各種統計を追っていたところ「各国の金保有高」が目を引きましたのでご紹介します。

世界の基軸通貨として経済を牽引してきた米国ですが、他国圧倒する8,134トンの金を保有し米ドルを支えていることが垣間見えます。

昨年のリーマンショックから1年、米ドルの信頼が揺らいでいると言われるもののその地位は不動です。

また、米国に追いつけ追い越せと近年BRIC?S(ブラジル、ロシア、インド、中国)の台頭が著しいわけですが、中露も新基軸通貨構想を発表し米国の地位に挑戦をしてきています。

最近世界を驚かせたのは、中国が金保有高を600トンから1,054トンに増やしたとのニュースです。

これまで、わが国が世界一の外貨準備高を有していましたが、今や中国が2兆ドルを超える世界一の外貨保有国に躍り出ました。

これにより世界は驚き、様々な観測憶測を呼び米国をけん制し世界覇権への経済的布石ではとの声も聞かれていますが、中国元は未だに不安定要因をはらんでおり元の透明性の確保は喫緊の課題です。

金が万能通貨と言われる所以は、新基軸通貨構想の中でも万能通貨の発想があり、大量の金を後ろ盾にしている米ドルを無視できない状況であり金保有世界一=米国経済を象徴しています。

注)中露による「新基軸通貨構想」
IMFが発行する特別引出権(SDR)を通貨として成立されるもの。
SDRで、ある国が対外債務を決済するときに必要な外貨を獲得できる権利。他国にこの権利を渡して外貨を得ることができる。
*special drawing rights