4年に1度のウインタースポーツの祭典「バンクーバーオリンピック」が17日間の全競技を終了して閉幕しました。〜日本選手団の皆さんの努力と栄誉を称えます〜(3/2)

カナダ時間で28日、4年に1度のウインタースポーツの祭典「バンクーバーオリンピック」が17日間の全競技を終了して閉幕しました。

日本選手の活躍

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オリンピック史上最大の82の国と地域が出場し技を競いました。日本ナショナルチームも連日手に汗握る熱戦を繰り広げ、銀メダル3個、銅メダル2個を獲得。

スピードスケート男子500mで長島 圭一郎選手が銀メダル、加藤条治選手が銅メダルに輝き、フィギュアスケートでは、男子が高橋大輔選手が銅メダル、女子では浅田真央選手が銀メダル、スピードスケート女子団体追い抜きで、日本チーム(田畑 真紀 穂積 雅子 小平 奈緒)が銀メダルの快挙を達成。

その熱気は今も冷めやらないものがあります。メダルを手にした7人は、スケート競技での受賞となりましたし、フィギュアスケートでは、出場男女6選手が全員入賞する快挙を得ました。

日本のメダル数

82の国と地域が出場したオリンピックでメダルを手に出来た国は26ヶ国(合計253個)でしかありません。今回は、カナダが最後に開催国の強みを見せ13個の金メダルを獲得しNO1の栄誉を手にしました。アジアに目を転じて見ますメダルを手に出来たのは3カ国。韓国は、中国を上回る6個の金メダルを獲得し中国の5個より多いのです。全体でも韓国は14個、中国は11個でしかありません。人口で、5,000万人の国が中国やウインタースポーツの盛んなスイスやスェーデンを上回るのです。日本はと言うと上記の通りで金はありません。

スポーツ界での日本の地位

日本の順位は、26ヶ国中20位メダル数5個であるのに対して隣国韓国は5位と健闘し14個のメダルを手にしています。この違いはどこから来るのでしょうか?

日本も韓国も国威発揚の場であるオリンピックに国家が予算面や各種施設の整備に力を入れていることはご承知の通りですが、比較検討してみると以下の点でやはり韓国が勝っています。

まずメダル受賞者への賞金ですが、わが国は300万円、韓国は4,000万ウオン(日本円:307万円)に加え男子は兵役の免除や年金の支給も行われます。施設面では、わが国も国立スポーツ科学センターや国立健康・栄養研究所が整備されて科学・デ―ターに基づくトレーニングが行われていますが、冬季オリンピックに言及すればわが国には通年で使える屋内スケートリンクがありませんが、韓国では通年で使えるリンクがあり、ショートトラック競技者等も同時に使え情報や技術の交換も可能となっています。

オリンピックにかける予算

わが国が北京オリンピックに臨んだ一昨年(2008)の予算は、27億円でしたが、隣国韓国は100億円を投入しわが国の4倍近い予算を手当てし物心両面で国家が支援した姿が垣間見えます。

昨年の予算の「事業仕分け」ではなぜトップを取らなければならないのですか!との議論が起こりましたが、世界はトップを取るために官民挙げてアスリートは技を磨きひたむきに努力を傾注しています。

金メダルしかメダルじゃない!と明言するアスリート発言も目にし耳にしました。

日本選手団の頑張りに拍手を送ります

26種目で入賞した日本のアスリート達の姿を思うなら是非金メダルを取るために国として国民として物心両面で応援して行きたいと思わずにはいられません。

今日から4年後の「ソチ冬季オリンピック」の幕は切って落とされています。

頑張れニッポン!感動を有難う。



長野〜バンクーバーまでの日韓のメダル数の推移



<日本>

 
長野 1998 5 1 4
ソルトレーク 2002 0 0 1
トリノ 2006 1 0 0
バンクーバー 2010 0 3 2




<大韓民国>

 
長野 1998 3 1 2
ソルトレーク 2002 2 2 0
トリノ 2006 6 3 2
バンクーバー 2010 6 6 2




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