オーストラリア連邦 ジョン・ミケルクィーンズランド州議会議長が衛藤副議長を表敬(3/4)

3日、午前ジョン・ミケルクィーンズランド州議会議長が衛藤衆議院副議長を表敬訪問され、昭和38年(1963)私が10歳のときに船旅で初めて日本を訪問したと知日派としての一面を披露され、「昨日平成22年度(2010)予算案が衆院を通過し参院に送られたと承知しています。
副議長としての大役ご苦労様でした」と発言され和やかな中で会談は進みました。


100304_2.jpgさらには、クィーンズランド州は、大正11年(1922)に上院を廃止し同連邦で唯一の「一院制」であることに触れ、議員定数89人、議員の任期は3年であるとし効率的かつ迅速な意思・政策決定が行われていると力強く語りました。

衛藤副議長も「衆参対等合併一院制議連」を主宰し会長を務めている事からその導入も必要性を語り日本の政治も更なるスピード、国民へのサービス、国家の力強さ・安定感(スタビリティ)が増して来るとしました。

また、ジョン・ミケルクィーンズランド州議会議長は、1党が55年の政権能力を有していたことは近代史において傑出しており素晴らしいことだとしました。日本の議院内閣制については、日本の美徳である和を大切にしていると語りました。

衛藤副議長は、現内閣では政治主導を標榜し政策を進めている事に触れ、ミケル議長が発言されたようにわが国は議院内閣制を採用しており官僚と政治とのバランスを取って行く事が重要として大統領型政治を意図することには懸念を表明しました。

このように日本・オーストラリア両国は、経済・政治的側面でも協力関係が密であり、特に同州は資源の豊富な所であり、石炭はオーストラリアの総生産の半分を生産しているとし、私も宮沢内閣では真っ先に訪豪を行った首相の随員として貴国を訪問したことを披瀝しました。

同議長も石炭、牛肉、砂糖等の各種農産物の生産が盛んであるとし、特に砂糖の生産は「オ」の総生産量の約9割を占めているとしました。

また、両者は農産品や工業製品でも品質(Quality)が大切だとの認識で一致しこのQualityが雇用を生み賃金を捻出し更なる品質を高めるとし、この好循環を維持・発展させなければら無いとの認識で一致し、同議長は日本の家電製品や自動車産業等への強い興味と関心を示しました。

大分県佐伯市は、オーストラリア・グラッドストン市と平成8年9月に姉妹都市を締結し現在に至っています。

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