二コラエフ ロシア連邦院(上院)副議長が表敬訪問(4/27)

4月22日、衛藤副議長は、二コラエフ ロシア連邦院(上院)副議長一行の訪日を歓迎すると共に昨年のミロノフ連邦院議長の来日及び江田参院議長の訪ロを契機に、両国議員間の交流が活発化していることに歓迎の意を表明し、日ロ関係をより重層的にするために議員交流は重要であることを強調しました。


さらに衛藤副議長は、二コラエフ副議長がこの度の訪日を通じてわが国に対する理解を深められ、今後との日ロ関係の更なる発展に一層の支援を期待しました。

また、二コラエフ副議長を通じてモスクワ地下鉄や北カフカスでのテロ事件の犠牲者・御遺族に対してお悔やみを申し上げました。

衛藤副議長は、ロシアが近年、アジア太平洋地域で関心を高めていると承知しており貴国の動きを歓迎すると呼応し、2012年のウラジオストクでのAPECの成功に向け期待を表明しました。

わが国もこの地域でロシアとの関係を強化したいと考えており、実際にも極東・東シベリア地域において、資源エネルギー、運輸、環境といった分野で互恵的協力を進めてきているところであると紹介すると共にAPECの関連でも、会場となる島への橋梁建設、会場への電力・熱供給施設
への納入など日本企業が高い技術力を活かして協力してきていることを紹介しました。

最後に衛藤副議長は、この日ロ間の協力を更に高めるためには、両国間の最大懸案事項である「北方領土問題」の解決が欠かせないと考えるとし、この問題は両国首脳間で議論されているものと承知しているが、立法府に携わるものとして両国間の議会としてもよく側面支援しながらこの問題の最終的な解決を目指したいと強く主張しました。

二コラエフ副議長は貴重な時間を閣下にいただき感謝しているとし昨日は、日本人女性宇宙飛行士が宇宙から無事帰還されたことは喜ばしく宇宙開発において大きな成功であるとし、来年がガガーリンの人類初の宇宙飛行から50年が記念すべき年になるとしプーチン首相主催の委員会で記念碑を建設予定であると紹介しました。

さらには、森元首相や江田参院議長にお会いし、ハイレベル議会間交流へのシフトと定期的に開催するため新組織の設立を提案したと説明。両国議員の共同フォーラムを作って年2回会合を行い、両国間の問題、よりグローバルな問題について意見交換を行なうというものだとし江田・森両氏はこのアイデアを支持してくださったので衛藤閣下にも是非御支持いただきたいと協力を要請されました。

続いてチェチェノフ教育科学委員長は、交換留学生を増やし文化交流の増進を述べられ、クラコフ議院活動保障監督委員長は、議会間交流や国民間の協力促進によりあらゆる問題は解決に向うと思うとし、ベロウソフ住宅政策及び住宅供給副委員長は、両国の経済・政治協力を通じて距離が縮められるよう努めたいとしました。

衛藤副議長もこれらの意見を踏まえて二コラエフ副議長から提案のあった交流フォーラムの定期開催にサポートを表明すると共に議員交流を通じて更に意見交換が行なわれることを期待するとし皆様方の意見を拝聴できたことを非常に有意義であったと結びました。

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会談を終えて中央左: 二コラエフ ロシア連邦院(上院)副議長 中央右:衛藤衆院副議長
 

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固い握手を交わす衛藤衆院副議長と二コラエフ ロシア連邦院(上院)副議長

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