「病院船建造推進、超党派議員連盟」総会を開催、内閣官房長官に基本設計費計上要請

藤村内閣官房長官に要請を行う衛藤征士郎病院船建造推進、超党派議員連盟会長、この会談で平成24年度第1次補正予算案に病院船(災害時多目的支援船)の基本設計費が計上されることが決しました。

 16日朝、超党派「病院船建造推進、超党派議員連盟」総会を開催し、昨年の東日本大震災では想定外との事態が多発した反省から今後発生が予想される大規模な災害に万全の備えを期するためにその任を担い「病院船建造推進、超党派議員連盟」が震災直後から発足し活動をして参りました。
 この活動は迅速かつ的確に遂行され政府においてもかかる重要性と緊急性の認識が一致し、平成23年度第3次補正予算では調査・検討経費が3,000万円計上され、内閣府に「災害時多目的船に関する検討会」が設置され、平成23年度末には叡智を結集した「報告書」なされました。
 報告書では、病院船(災害時多目的支援船)が災害時の輸送機能、被災者等支援機能、指揮機能などの多目的支援機能と医療機能を有する自己完結型の総合拠点として、国民を守るために必要不可欠であることを結論付け高く評価されました。
 かかる経緯を踏まえ当議連は、同報告書を基に運用面での支援体制を確立しつつ、具体的な船舶建造設計を行い、一刻も早い病院船(災害時多目的支援船)の導入を実現して、広域的大規模自然災害から国民を守るため、5月16日付で内閣官房長官及び内閣府特命担当大臣(防災担当)に対して、「病院船建造に係る設計費及び検討を継続するための会議費」を平成24年度第1次補正予算案に計上することを要請し、その必要性を認識頂いたものです。
 しかしながら、南海トラフの巨大地震や首都直下地震など発生の可能性が科学的・学術的見地から指摘され、災害対策への体制整備の必要性が益々強まるなか、未だ予算の措置が為されていないため、既に理解を得ている作業工程が大幅に滞っており、緊急時への備えに危惧の念を抱いているのが現状です。
 このかかる事態を一刻も早く打開し、下記の取組みを加速させるために、平成24年度予備費から基本設計費1億円及び会議費を計上することを同総会で決議し「要請書」として、同日総会終了後に藤村 修内閣官房長官に要請を行ったものです。
 藤村内閣官房長官は、その必要性を認識し今年度第1次補正予算案をこれから編成するので、この中に病院船(災害時多目的支援船)の基本設計費及び会議費を計上することを明言されたものです。
 ここに東日本震災を機に我々が取り組んできた病院船(災害時多目的支援船)の建造の実現に向け第一歩が踏み出されたものであり、大きな意味合いを持つ要請となりました。
 更に19日内閣府防災担当参事官が、関係省庁に対して16日午前の内閣官房長官の回答結果を踏まえて会議を招集し「災害時多目的船にかかる今後の調査・検討方針」について議題とし内閣官房副長官補(安危担当)、警察庁、消防庁、外務省、厚生労働省、経済産業省、海上保安庁、防衛省の関係省庁が全て招集され基本設計費計上に向け動きが顕著になりました。

災害時多目的船に関する報告書

PDFにてご覧いただけます

病院船・災害時多目的支援船の建造推進に関する要請書①

病院船・災害時多目的支援船の建造推進に関する要請書②

You Tubeにて動画でご覧いただけます

「病院船建造推進、超党派議員連盟」総会①

「病院船建造推進、超党派議員連盟」総会②