平成23年度シーリング、いま予算や国のあり方を考える時(7/23)

平成22年度予算は、鳩山政権でシーリングを外したこともあり史上最大の92兆2,992億円(+4,2%)となり、公債依存度は48%となるなど歳入の半分を借入金で賄う事態となりました。

 一方少子高齢化を受け年金・医療等の経費は27兆2,686億円となり前年比2兆4,342億円増(+9、8%)であり、嫌が上でも増え続けていくのです。歳入を増やすことを真剣に考えねばならない所に立ち至っているのです。私は”消費税が国を救う”との思いを強くしており、この点は参院選の政策集「自民党Jファイル2010」でも訴え、無駄を徹底的に削除することを前提に消費税10%をお願いしました。
 
 

ここで私は1人の偉人に言及したいと思います。
 江戸中期から末期、小田原藩家老服部家の財政の窮状を目にし徹底した無駄の撤廃、倹約の奨励、余剰金の積み立てなどを厳しく行ない、わずか5年で1,200両余りの借財を完済し300両の貯蓄をした二宮尊徳(金次郎)は現代に例えれば財政再建のプロフェッショナルといえましょう。生家の二宮家をわずかな土地から再建し、その後同藩服部家の財政立て直しを行い分家の下野桜町の宇津家所領地を任されます。金次郎は、「勤労」と「倹約」更には「分度(ぶんど)」「推譲(すいじょう)」という概念を持ち合わせていました。
   「分度(ぶんど)」とは、自然の天分によって歳入をはかり、歳入によって歳出を節制することであり
   
   「推譲(すいじょう)」は、富めるものが貧しいものに譲るということであります。
   
 ただ勤労を強制するのではなく勤労意欲が沸く政策として表彰や実った作物が金銭になるという経済感覚の喜びを感じさせ「分度」により生まれた益を村から藩へそして国へと大きな循環をさせることで、経済的な発展を導くことにした「報徳思想」の実践をしたのが二宮金次郎です。
 そして金次郎は「天保の改革」を推進した老中・水野忠邦から幕臣に取り立てられ利根川利水や日光の荒地開墾などをまかされ百姓目線で働き「徳は本なり、財は末なり」との「大学」の思想を実践したのです。
 
   いま金次郎に学ぶべき点が多くあることを感じずにはいられません。
 
 
   財務省ホームページ www.mof.go.jp
    
       二宮尊徳 ja.wikipedia.org/wiki/二宮尊徳