日本EU会議

2013年2月13日衆議院第一議員会館

春の気配を感じる新風の下、今度の東京会議にご参加されたヨハネス・コルネリス・ファン・バーレン団長並びに全員の議員、そしてご一行の皆様に心から敬意と歓迎の意を表します。私は、前衆議院副議長の衛藤征士郎であります。会議の冒頭に一言、日本の議員団を代表して スピーチを申し上げます。今朝、私達は清々しく美しい朝を迎えました。21世紀は環境の世紀であります。美しい山、美しい川、美しい大地、そして美しい海に抱かれた私達人類は、この地球環境を次の世代に引き継ぐ義務と責任があります。私達国会議員は常に世界の平和と安定そして繁栄の構築のために、持てる全ての経験と英知を生かし、常にフロントランナーとして力強く走り続けなければなりません。 

 さて、ここで日本の政治について簡単に言及致します。議院内閣制の下、我が国は内閣と政権与党の緊密な連携が極めて重要で、選挙公約は各政党の運命を左右致します。昨年の12月、政権交代がありました。衆議院は与党が安定多数の議席を占めていますが、一方参議院は、野党が多数の議席を占めています。こうした「ねじれ国会」の下「日本の政治」を進展させることになります。

 現下の最大の政治課題は景気回復つまり経済の持続的な成長路線と、確かな軌道を構築することであります。財政・税制・金融の各政策を集中的に投入し、確固たる経済成長を作り実現しなければなりません。二番目は国の財政再建であります。国と地方の借金が1,000兆円を超え、我が国の対GDPの2倍になっており極めて深刻であります。財政の立て直しのために、次の3つの点に全力を注入して参ります。第一は、経済の成長であります。第二は、国と地方の政治改革と行政改革の断行であります。第三は、国と地方の行政サービスに見合う税の負担であります。

国政には四つの基軸が求められます。それは「国際軸」、「国家軸」、「地方軸」そして「国民生活軸」であります。私達日本は、常にEUの皆様と強固に連帯連携して協調しながら世界の平和と安定の為に力強く前進する決意であります。ご清聴有難うございました。