戦後強制抑留、引揚による犠牲者を追悼する慰霊碑が建立(8/25)

 戦後65年の終戦記念日を迎えた節目のこの年に東京・千鳥ケ淵戦没者墓苑の敷地内に旧ソ連による「戦後強制抑留」と第2次大戦後の旧満州・朝鮮半島などからの「引揚げ」による犠牲者を追悼するための慰霊碑が完成しその除幕式が厳かに執り行なわれましたことに戦後強制抑留者議連、引揚者在外財産問題議連の両会長として感慨を覚えます。
 

                        左:相沢英之元衆議院議員 2人でともに汗を流し今日を迎えました

DSCF6207cf.JPG 先の大戦では、軍人・軍属230万人、民間人80万人を始め多くの人的・物的な被害が生じるとともに、人類史上初めて広島・長崎に原子爆弾が投下されるなど日本は焦土と化し終戦を迎えました。
 この絶望の淵から我々の先人は、不戦の誓いを新たに平和を希求しひたむきに努力を重ね”新生日本”を創り上げました。過去をしっかりと検証し戦争の悲惨さを語り継ぎ未来志向で前進する、この謙虚な姿勢を片時も忘れたことはありません。
 

 私自身も引揚者であり、両親始め家族の労苦は小さいながら肌身に感じ取っております。皆様の負託を受け、国政に身を置いてから33年、戦争の体験が年々風化し、関係者各位が高齢化するなかで一貫して「戦後処理問題」の早期解決に腐心して参りました。8月4日、第2次世界大戦終結以降にシベリアに抑留され強制労働を強いられた方々、さらには第2次世界大戦以前に台湾・朝鮮半島・南洋諸島・満州・南樺太等からの敗戦に伴い日本本土に還られた方々の御霊を慰霊する石碑が建立されました。
 戦後65年、当事者世代の高齢化が著しい折、平和を誓い後世にその労苦を語り継ぐことが我々に課せられた悲願でした。関係諸機関とこれまで真摯に議論を重ね、一歩一歩地道に努力した結果が本日の結実につながりました。この間の多くの皆様方のご支援ご協力に感謝御礼を申し上げますとともに、私のご訴えにお耳をお傾けいただきご理解のもと辛抱強くお見守りただいた両団体の会員各位の皆様方に深甚なる敬意を表するものです。

 
DSCF6209cf.JPG                                     衛藤副議長も参列し式典は厳かに行なわれました

 時事通信社での記事→ http://news.biglobe.ne.jp/social/346/jjp_100804_3466211187.html