フレーザー オーストラリアNFF全国農業者連盟会長と懇談

  12日朝、新潟市朱鷺メッセで開催される「WFO世界農業者機構総会」に出席するため来日されたダンカン・フレーザーオーストラリアNFF全国農業者連盟会長と私を始めとするTPP対策に関係する議員各位が集い、日豪の農業者が直面する問題課題や日豪EPAなどに関して意見交換を行いました。

 今月5日ローリー前会長が同国のニュースサウスウェールズ州議会議員選挙でノーザン・テーブルランド地区から立候補するため国民党の立候補選抜選挙への出馬を表明し辞任を申し出たために後任にフレーザー会長(副会長から昇任)が就任。会長就任後間もない慌ただしい中での訪日となりました。

 同氏は、ニューサウスウェールズ州西リベリナ地区、ヘイ近郊のナリンガ農場(9,750ha)で羊毛・羊肉・米・小麦を生産しています。11日と12日の二日間の東京滞在となりましたが、JA全中万歳会長への表敬訪問、明治大学黒川農場視察、メディアとの会見、築地市場視察、オーストラリア大使館でフオーラムを開催し「日豪農業の共通の課題と緊密なる連携」と題して講演する等盛りだくさんの日程を精力的にこなしました。

   私のふるさと大分県の農家の作付面積は平均0,8haです。専業農家は1割、兼業農家は9割です。ここに幼稚園が学校ができコミニティーが生まれます。時間とコストをかけて、国際競争に打ち勝つような専業農家を育成すればいいではないかと言われますが、農業を機械化し規模拡大を図れば国際競争に耐えうる農業にできるのは1割の専業農家のみであり残る9割は役割を果たせなくなります。

 日本の農業は農家は、国に例えればバチカン市国のようなものであり盆栽のような文化に例えられます。そのように盆栽は、代々受け継がれているものもあり、数10cmの草木でありながら、自然の大樹を思わせるような存在感のあるものばかりです。盆栽は、わずかな鉢の空間の中に壮大な自然の美を表現する芸術として、日本国内のみならず世界各国で楽しまれています。日本の農業を盆栽のように凛として継続され地域を維持・発展させているのです。アジア・オセアニア地域に位置する我が国にあって、日米関係と同様に日豪関係は重要なものであり今後ともこの関係をより良い方向へと進化させたいとの思いを申し上げました。

http://www.youtube.com/watch?v=uwUigpdO7ZQ

http://www.youtube.com/watch?v=UP54eVwz9LY