国会議事堂の外壁洗浄等の工事が行なわれています(10/26)

 日本の粋を集めて17年の歳月(大正9年(1920)から昭和11年(1936)11月)をかけて完成した我が国の国会議事堂。建築費は、その当時で2,800万円。(消費者物価指数で計算し、現在のお金に換算すると約512億7,000万円)

 

 国会議事堂の中央棟の工事が進捗しています。(現在足場が組まれた「中央棟」の姿です)


国会1.JPG 建物の正面の長さは約206メートル、側面の長さは約90メートル、中央棟の高さは65,45メートル、3階までは約21メートルの威風堂々とした建物です。主たる部屋数は、約449室にも及びます。私も副議長として数ある部屋の中から1室を与えられており常に国益を考え使命感をもって国政の遂行に当たらせていただいております。

 この議事堂建設の作業に携わった人は、約254万人。鉄骨と鉄筋の使用量は、約9,800トン。電力使用量は65,000人の街を賄う使用量に等しいんだそうです。また議事堂建設途上の大正12(1923)9月1日、「関東大震災」を経験もしますが、建築様式が耐震、耐火、耐久構造の近世式鉄骨、鉄筋コンクリート造りであったために被災を免れました。 
 
 衆参両院においては、この度複数年をかけて建具の改修、石の補修、外壁の洗浄等を行なっています。
衆院においては来年の完成を目指していますが、参院は国会議事堂「中央棟」のこの度の工事を以って完成を見ます。この度の両院の本格的な外壁洗浄は、昭和11年(1936)の議事堂完成以降初めての工事です。まさに74年間の表面にたまっている汚れを洗い落とす工事であり議事堂「中央棟」には、本年8月下旬に足場が設置され3ヶ月の工期で工事が進められています。(写真をご覧下さい)
 
 私がこの度衆院からヒアリングを受け気づいたのは、議事堂の内部に使用された大理石は37種類に及びその他日華石や花崗使われていることに加え1階外部の花崗岩は、山口県黒髪島産の「黒髪石」であり2階から上部は、広島県倉橋島産の「尾立石」であることです。議事堂「中央棟」も「尾立石」(おたていし)が使用され、薄いピンク色しているようです。
 この中央棟のリニューアル工事が完成した暁には威厳を保つ国会議事堂に”更なる輝き”が加わり国権の最高機関の場にふさわしい威容を放つことでしょう。
  
 これも国会ミニ情報として知っていただきたいのは、議事堂「中央棟」の所管は、衆議院ではなく→参議院である事です。この度の外壁洗浄等の工事は参議院が行なっています。また、記憶に新しいところでは平成15年9月3日に「中央棟」に落雷があり「尾立石」の一部が破損しました。その際の改修も参議院で行われました。
 
衆議院議員会館から撮影したものですが、外壁洗浄により議事堂が”明るい輝き”を放っている
   様子がご覧いただけると思います。

国会2.JPG