ボリソフ ブルガリア共和国首相と会談(1/27)

 1月25日、初来日となったボリソフ ブルガリア共和国首相は日本の武道を始めとする精神文化に大きな影響を受けたと自ら語る親日家であり極真空手五段を有しています。また、32歳で設立した警備会社は、社名を「Ipon」としており社名も日本武道の技に由来していると言われているのです。

   


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 42歳の時に内務省の官房長となり平易で庶民の視点に立った独特の語り口がメディアの注目を集め、庶民派のヒーローとして一躍高い人気を得たのです。47歳で右派政党「ブルガリアの欧州における発展のための市民(GERB)」を結成しますが、前年にソフィア市長に当選し在職中であったために、市長職と政党党首は兼務できないために、党首を右腕のツヴェタン・ツヴェタノフ氏に委ねました。現在は、自らが党首を務めています。

 07年のEU加盟から4年が経過しますが、同国首相として7年ぶりの訪日でありボリソフ首相との会談がEU加盟後の日本・ブルガリア関係に新たな一ページを刻むものとなったことは喜ばしいものです。わが国は、体制変換後の1989年から同国への本格的な支援を行なっておりその累計は1,281億円を超えるものであり、重層的な経済協力を実施しています。ボリソフ首相は税制面でEUで最も優位性を持ち、平均5-6%の高い経済成長を維持しているブルガリアへの投資を要請するとともに再生可能エネルギー分野での優位性をアピールしました。現在23社の日系企業がブルガリアで経済活動を行っていますし、今後も民間経済交流の活性化に期待が込められています。

 私も「ヨーグルト」や大相撲「琴欧州」の活躍で国民に身近に感じられる同国は、朴訥で正直で人情が厚い気質であり謙虚で控えめな日本人と気質が似ている一面を有しているなと首相の言動を拝見して感じた次第です。

 


   ブルガリア共和国:http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/bulgaria/