ザルダリ パキスタン大統領と会談(2/25)

 22日、ザルダリ パキスタン大統領の来日を受け「日本パキスタン友好議員連盟」会長として、同大統領を歓迎し会談を持ちました。

 

 
パキスタン大統領1.JPG わが国は、南アジア地域及びイスラム諸国のみならず、世界の平和と安定にとって、重要な役割を担うパキスタンと友好的な関係を有しており来年は、両国の国交樹立60周年を迎えるに当たり日本・パキスタン関係が更に強化されるように議連会長として努力を惜しまないことをお約束いたしました。

 大統領自身も8年に及ぶ刑務所収監の過去を持ち、強い精神力と強靭な肉体で乗り越えた自由と正義を愛する人です。また、先にイスラム世界初の女性首相となり志半ばで銃弾に倒れた大統領の妻、故べナジル・ブットー元首相に哀悼の意を伝え、同国で相次ぐテロ事件の犠牲者とご遺族に中心よりお悔やみを申し上げたものです。    
 ザルダリ大統領は、我々に対して国内における困難や隣国アフガニスタンの情勢悪化に直面しているが、アフガニスタン政府とも協力しつつ国際社会からの支援を得て、「テロとの闘い」を継続しているとし我が国のさらなる協力を強く求めました。
 また、同大統領は、「テロ」が世界に経済的な危害も及ぼしているとし国連の場でも主張するも期待したほどのことが得られていないとのジレンマを表しました。「9.11テロ」後、世界が内向きになっていることに危機感を表明し「「テロ」は、国内問題にとどまらない。見えない怪物との闘い」だとし「世界の自由と民主主義に対する挑戦」であり、「この闘いに私は生命を懸けて歴史に対する義務を果たしたい」と悲壮な決意を述べられました。
 大統領は、「私は全ての人にこのメッセージをお伝えしたい」とし「このことは私の使命であり、社会が認識することが大切であり国家がこのことを乗り越えて成長すれば個人も大きくなれる」と言葉を噛締めるように発言されたことは、印象的であり見識の表れと感じ取りました。
 私も「テロ掃討」に向け全身全霊を傾けるザルダリ大統領の意を汲み共に努力を惜しまないと意のあるところをお伝えしました。
 ”裂帛の気迫”を込めたザルダリ氏の言葉の重さをしっかりと受け止めています。
    
 
     パキスタン・イスラム共和国ホームページ:http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/pakistan/index.html