今後の電力供給は如何に(4/5)

 東日本大震災直後には、東京電力の5,200万KWであった供給力は、約3,100万KWに↓低下しました。
その後国民の皆様や産業界の皆様方に節電へのご協力をご依頼をするとともに計画停電をお願いしなければならない事態を惹起してしまいました。
 皆様方の節電への取り組みが功を奏すと共に痛みを分ち合って頂きましたことから3月29日から本日まで計画停電は発動されておりません。東北電力管内でも本日まで発動はありません。
    


 現在まで東京電力管内では、3,600万KW↑程度まで回復し今後発電所の追加的な復旧及び定期点検からの復帰等により、需要のピークを迎える夏までには、4,500万KW前後まで供給力の回復を見込めるまでになりました。皆様方が心配されておられるのは、夏場に向かって需要を賄いきれるのか否かですが今は、工場の操業の停止や節電の努力に加えて計画停電が実施され、ピーク需要は2,900ー3,700万KWで推移しており枠内に入っています。

 しかしこれから蒸し暑くなる時期を迎えますし、昨年の夏は気温が著しく高かった事が思い出されますがこれから冷房需要が増大した場合は、5,500万KWが想定されています。なお昨年のピーク時の電力は、7月23日に記録した6,000万KWです。この最大ピーク時を考慮に入れた場合は、1,000ー1,500万KWが不足する計算です。大規模停電という不測の事態を起こしてはなりませんし、需給のギャップを今後とも国民の皆さんの協力を得て埋めなければなりません。供給力の上積みに向けた手段をとることは当然ですが、我々も省エネルギー・節電の徹底に加えて、事業活動のあり方やライフスタイルについても思いを巡らしもう一歩踏み込んだ対処を講じて、計画停電を回避することを人一人が考えなければならないときです。