海事振興連盟 臨時会を開催―海事産業の復旧・復興に向け一丸となる―(6/9)

 本日8:00―超党派の海事振興議員連盟(衛藤征士郎会長、会員衆参両院議員204名)を開催。

第一にソマリア沖海賊対策を議題としました。


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海事振興連盟 臨時会で挨拶をする 衛藤 征士郎会長


 この中で、防衛省は、平成21年3月13日より海賊対処を開始して2年3ヶ月を迎えている中で、この度(6月1日―)航空隊の活動拠点をジプチの米軍基地地区から移し日本の新活動拠点を構築したことを紹介。

 また、外務省として海賊対処活動が始まってからジプチに連絡事務所を開設したが、海賊活動の増加が懸念され地域も広範化している現状から長期の活動展開となることを見据えて来年の4月からこの連絡事務所を→ジプチ大使館に昇格させ特命全権大使を置き館員を配置することを披瀝しました。

更には、3月11日の東日本大震災により甚大な人的・物的な被害を受けた海事産業に対して、私は4月19日に臨時会を召集し「海からの日本復興」を目指して海運・造船・港運・倉庫・旅客等の海事産業の復旧・復興の要望を「決議」し9項目の対応を要請しました。 

 この決議を受け政府・国土交通省も被災地の声に耳を傾け、ニーズを掌握して対策を講じてくれたものであり、被災船舶の処理、海運・造船関係の税制支援策、震災向け中小企業支援(復興緊急保証・復興特別貸付)、造船産業(造船所、機関整備工場等)施設の復旧・復興支援、被災船員に対する支援、風評被害への取り組み(IMOを通じた情報発信、放射線量測定、証明証発行)等に迅速な対応を頂いたものであり、この対応には感謝の気持ちで一杯であり、同地に希望の明かりを灯すものとなりました。

 海事税制要望では、外航海運におけるトン数標準税制と船員税制について国土交通省の勉強会・検討会の取り組み状況が説明されましたが国際競争力が一段と激化する中で、両税制の成就が喫緊の課題であることから議連として財務当局への働きかけを行い、目的達成に向けて一丸となった取り組むことを求めたものです。

 最後に昨日、天皇皇后両陛下は、「明治丸」をご行幸・ご行啓され明治丸艦内をつぶさにご視察され、幼少期の昭和18年に視察された想い出を詳細に語られると共に皇后陛下は、手旗信号を送った東京海洋大学学生の信号を読み取られており(小学校5年生で学ばれた)説明を行った同大松山優治学長を驚かせたことが披瀝されました。

 両陛下の思いにお応えするため議連に「明治丸顕彰・保存小委員会」を設置し取り組みを強化することを決しました。

 

   国土交通省ホームページ:http://www.mlit.go.jp/

 

  「明治丸」海事ミュージアム:http://www.bokin-kaiyodai.jp/