マコウスキー米国上院議員と会談―震災後のエネルギー政策について協議―(10/14)

  私は病院船導入に向け米国を訪問し米国海軍のコンフォート級病院船の視察を前に、5日午後上院エネルギー・天然資源委員会筆頭理事リサ・マコウスキー共和党上院議員を訪問し会談を行ないました。


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リサ・マコウスキー米国上院議員(共和党アラスカ州・3期)と握手を交わす衛藤衆議院副議長
 マコウスキー議員の地元アラスカ州は、日系企業も進出し同州にとっても日本は最大の輸出国です。同氏は、3年前から議会日本研究グループの共和党側の共同議長も務める知日派の一人です。
 冒頭、私はマコウスキー議員が東日本大震災発生当日、いち早くお悔やみのメッセージをプレスリリースにて寄せてくれたことを承知しており、感謝の意をお伝えすると共に震災後に米空軍のCー17輸送機がいち早くアラスカから飛び立ち米国の一番機として日本に救援の手を差延べてくれたこと等を例示し、震災時の米軍の「トモダチ作戦」は、日本国民の共感を呼び真の友人として日米同盟の信頼感が増幅したことを紹介しました。
 東日本大震災を受けわが国は原発を増やす方向には無い中で原子炉の寿命は40年。これまでは整備を行い延ばす方向だったが、この震災で徐々に廃炉にしてゆく方向となったことを説明。一方でこの発電量を補う対応をしなければならない現状でありその代替が、天然ガスや石炭による発電でありこれが原発を補う資源であるとともに太陽光や風力によるグリーンパワーも大切だがそのウェイトを高めるのは容易ではない現実を踏まえて
懸命なる対応をしていくことを訴えました。他方電力買取制度が先の国会で成立を見たので、グリーンパワーエネルギーが促進されることになったことを紹介したものです。
 わが国は、極東の島国であり欧州のように隣国から電力は購入できないため、自国でエネルギーの手当てを行なわなければならない中で、脱原発や縮原発に移行するにしても50―100年の長いスパンで考えその間に技術革新を求められており国の責任でやらなければならないことを説明しました。
 マコウスキー議員は、米国でも原発の重要性は深く認識しているとしCO2が少なく多くの電力を発電できる利点を有しているとしました。しかし東日本大震災後見直しの動きが起こっていることを説明。しかし他方で原発にはその期待と大きな役割を担うという現実がある。安全性をしっかり担保することが今強く求められているとしました。
 同氏は原発推進の動きが弱まっている中で、これまでのエネルギー政策を今変えようとしているのがシェールガスの発見だ!とし、この発見が米国の政策を変えるとしました。
 この発見により天然ガスを米国は輸出に回せると語り、埋蔵量を具体的な数字では明示できないがかなりの量を有し全米でプラント建設が全米で行なわれていると語りました。
 私は環境の重要性が益々増大する中で、アラスカ州と緊密な関係を維持し天然資源や漁業、木材、観光等で両国関係を強化・発展させることを祈念しマコウスキー上院議員の果たす役割の重要性に言及し引き続いての支援と両国友好の絆としての役割を依頼したものです。
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