ブータン王国国王ジグミ・ケサル陛下及び同王妃陛下が国会へ 衆議院で国会演説(11/17)

 本日12時10分からブータン王国 国王ジグミ・ケサル陛下の国会演説が衆議院本会議場で行われました。


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国会正面玄関にブータン王国国王ジグミ・ケサル陛下及び同王妃陛下をお迎えした衛藤征士郎衆議院副議長
 本年は、日本・ブータンの両国関係において国交樹立25周年に当たる特別な年であり、ジグミ・ケサル国王陛下及びジツェン同王妃陛下を結婚一ヵ月後に日本にお招きできたことは、両国国民の強い絆がお二人を導いたものと感じています。
 ジグミ・ケサル国王陛下から東日本大震災へのお見舞いが述べられるとともに国王陛下や政府から直ちに義捐金が寄せられ、全国の主要寺院で3日間の一斉法要が行なわれたものです。
 同国王は、ブータンで暮らす者は常に日本国民を親愛なる兄弟姉妹であると考え家族、誠実さ、そして名誉を守り個人の欲望よりも地域社会や国家の望みを優先し、また自己よりも公益を高く位置づける強い気持ちによって、両国国民は結ばれているとし直接その思いを日本の皆様にお伝えする日を持ち望んでいたと挨拶。
 更にいかなる国民もこのような苦渋の経験をすべきではないが、このような不幸からより強く大きく立ち上がることができる国が一つあるとすればそれは日本と日本国民であるとし、国王はそう確信していると語りかけ、被災地で生活再建、復興に向けて歩む皆さんにブータン人も皆さんとともにあるとし勇気と希望と思いやりを込めたメッセージを発しました。
 また、わが国が歴史を通じあらゆる逆境から繰り返し立ち直り、世界で最も成功した国の一つであり、注目すべきは日本はためらうことなく、世界中の人々と自国の成功を常に分かち合ってきたことであるとして、技術革新力、勤勉さと責任感、強固な伝統的価値観を有し世界から尊厳と賞賛を得ておりブータンが親愛の情を抱く国であるとわが国への思いを込めました。
 ジグミ・ケサル国王陛下は、わが国がアジアと世界を導き、また世界情勢における日本の存在が日本国民の偉大な業績と歴史を反映するに際して、ブータンは皆様を支持していくとし国連安保理での議席拡大の必要性と日本の指導的な役割に期待を表明しました。
 ジグミ・ケサル国王陛下は、日本政府及びブータンで暮らし我々と共に働いてくれた日本人の方々のブータン国民への揺ぎ無い支援と善意に対して、感謝の意を伝えると共に両国民の”絆”をより強め、深めるために不断の努力を行う事を誓うとして国会演説を締めくくりました。
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