マキンダ タンザニア連合共和国国民議会議長一行の訪日を歓迎申し上げるとともに新緑が美しいこの季節に訪日を頂いたことは両国友好の絆をさらに深めることとなりました。同議長は、東日本の被災地名取市を及び原爆の被害に遭った広島市を訪問されさらには京都を訪れるなど、被災地で祈りをささげ、広島で核兵器廃絶への強い思いを抱かれ、京都では日本の歴史・文化に触れられる等精力的に日程をこなされ活動的な一面を見せました。
昨年の東日本大震災で被災地は大きな被害と傷跡を残した中でキクウェテ大統領を始めとする同国関係者から心温まるお祝い状を頂いたものです。
我が国は、東アフリカ地域の安定の要である貴国との関係を重視しており、同国の開発戦略である「MKUTA Ⅱ」の実現に向け支援していると承知しており、立法府の立場でも関係強化と相互交流を深めることとしたものです。
タンザニアは、キリマンジャロ山や野生動物の保護区等の国内7か所がユネスコの世界遺産に登録されており、わが国でもその存在はよく知られているところです。
マキンダ議長も新たな農業振興政策「キリモクワンザ(Kilimo Kwanza、農業第 1 の意味)」を発言され、これを梃として貧困撲滅歳策を遂行していることを語りました。
そして鉱物資源に加えて新たなガス田の発見や東アフリカ共同体(EAC)の経済統合の進展等のポジティブな動きに伴い、タンザニアにおけるビジネスチャンスは年々拡大しており日本企業のタンザニアへの投資が増えることへの期待は高まります。
マキンダ タンザニア連合共和国国民議会議長をお迎えする衛藤征士郎衆議院副議長
マキンダ タンザニア連合共和国国民議会議長をお迎えした(横路議長右隣)横路・衛藤衆議院正副議長と議院運営委員会委員長・理事の皆さん
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