10月12日、衆議院は大韓民国 朴熺太国会議長一行をお迎えし親しく懇談の時を持ちました。 日本側は、横路・衛藤正副議長に加えて衆院議院運営委員会の理事も同席し、和やかな雰囲気の中で会談は行われました。大韓民国は、基本的価値を共有する最も大切な隣国であり、日韓関係はわが国の対アジア外交の中核をなすものです。日韓間のシャトル首脳外交を通じて、未来志向の日韓関係を強化していかなければなりません。
大韓民国 朴熺太国会議長との会談に臨む衛藤副議長
日韓の貿易は輸出入共に着実に拡大を続けており日本にとって韓国は中国・米国に次ぐ第3位、韓国にとっては日本は中国に次ぐ第2位のそれぞれ貿易相手国です。日本の対韓投資も年間10億-20億ドル規模で推移しており昨年は、19,3億ドルと対前年比+35,9%の増となり投資意欲はさらに増大しています。(旭硝子が、亀屋産業団地に有する向上に追加投資した事例等が挙げられます)さらには、日韓間の人の往来は500万人に迫る勢いであり未来志向の日韓関係のためには国民間、特に若者世代の更なる拡大がキーワードとなります。昨年は日本から韓国に305万人が訪れ、韓国から日本には159万人が来訪してます。このように日韓間の更なる強化のためにも「日韓経済連携協定(EPA)」の早期締結に向け、現在中断している協議を早期に再開して交渉を重ねて「締結」に向けハイレベル協議を行わなければなりません。