この「樹氷」は、世界広しと言えども東北地方の一部(蔵王や八甲田山)の1,400m以上のエリアでしか見ることのできない”風が刻んだ芸術”です。
晴れた日の「樹氷」は、光り輝きを放ちます。1,300mまでは霧氷と言います。
樹氷には、芯となる木が大切でありその木はアオモリトドマツです。雪が少なくても多すぎてもアオモリトドマツは自生しません。櫛状の形をしたアオモリトドマツの葉に寒気が刺さっていき、羽毛のように葉に氷がつきます。過冷却水滴(?13,2℃)が衝突すると一瞬にして氷となり結晶は風に向って長い表面は海老の尻尾のような形となります。まさにこれらは、大自然の贈り物であり生きとし生ける者を拒む大自然の厳しさや雄大さをも表現しています。
みやぎ蔵王樹氷めぐり公式ホームページ:ttp://www.zao-sumikawa.jp/zao_jyuhyoumeguri/index.html